Tiger's Episode １９９９．８

タイガー・ウッズ − 「タイガーは戦い続ける」 「全米プロゴルフ選手権」の優勝のシーンを ご覧になった方の中には地味なガッポーズを 意外に思った人も多いのでは？実はあれには 訳があるのです。今年４回もの優勝を上げても タイガーが今も脅迫状を受け取っていることに かわりはないのです。そしてあの試合の最中も 同じように妨害を受けていたのです。執拗に続く 嫌がらせにもタイガーは「怒らせて調子を 崩させるのが相手の目的」と自分に言い聞かせ、 黙々とラウンドしていたのです。そんな中で 勝ち取ったメジャー優勝。あれは精も根も尽き果てた、 １８番ホールのタイガーの姿でした。 試合は終わっても人種差別とタイガーの戦いは続きます。 がんばれ Tiger Woods タイガー・ウッズ！ タイガー・ウッズ − やっぱり「タイガー・ウッズで景気回復」！？ 米国ゴルフ雑誌「ＧＯＬＦ ＭＡＧＡＺＩＮＥ」 が行った、Ｅ−ｍａｉｌによるアンケート 調査によると「現在、最も市場向きの ＰＧＡプレーヤーは誰か？」の回答のトップはやはり Ｔ・ウッズとの結果がでました。以下はその詳細です。 ４１パーセント − Ｔ・ウッズ ９パーセント − Ｄ・デュバール ８パーセント − Ｓ・ガルシア ７パーセント − Ｆ・ カプルス ５パーセント − Ｐ・ミケルソン／Ａ・パーマー ３．５パーセント −Ｄ・ラブ�V／Ｊ・レナード／Ｇ・ノーマン／Ｊ・ニクラウス ２パーセント − ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ １．１２５パーセント −Ｊ・ディリー／ Ｓ・アップルビー／Ｈ・アーウィン／Ｐ・ローリー Ｍ・オメーラ／Ｐ・スチュアート／Ｅ・エルス ご覧のとおりタイガーがダントツ。やっぱり 「タイガー・ウッズで景気回復」！？。 タイガー・ウッズ − 「上司にするならタイガー・ウッズ・・・」 １９９９年８月２日の「タイガー対デュバール」の マッチプレーは大成功に終わりましたが、 実はスタート前にＰＧＡとの一悶着が有りました。 長年ＰＧＡはキャディの短パン着用を 認めて来なかったのですが、最近ついに暑さのあまり、 キャディが救急車で運ばれる事件が 起きました。一時重体だったことも踏まえて、 試験的に短パン着用が開始されたのですが、 タイガーとデュバールのキャディ達は当然 この試合にも適用されると思い短パンで登場。 公式の試合では有りませんし、ＰＧＡから 当日まで何の連絡もなかったのです。しかし ＰＧＡは試合開始２５分前になって根拠の説明なし にスラックスの着用を強要。デュバールの キャディは急いでコースのショップでスラックスを 購入しましたが、サイズが合わず裾を まくって対応。タイガーのキャディはＰＧＡの 対応に抗議して短パンで登場。ＰＧＡの 脅しとも取れる「この命令に従わなければ今後 ツアーでバッグは担がせない」という一方的な コメントも承知の上です。ボスであるタイガーも この件に関しては激怒。「彼を使わせないと 言うのなら、ヨーロッパのツアーをメインに 戦うことを考える」とキャディを援護。自分の 失敗すら部下になするような上司に泣かされている サラリーマンなら「上司にするならタイガー・ウッズ」 と思いたくなるような事件でした。

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